家屋やなどの解体工事の際に地中から出てくる土や小石以外の物を地中障害物といい、見積には含まれない追加料金がかかる作業になります。当社では数十件に1件ぐらいの確率であります。こちらは少ないと見るか多いと見るかは人それぞれですが、けして他人事ではないと思いながら読んでいただければと思います。
こんなものが良く出てきます!
地中障害物で事前にわかるのは浄化槽ですが、使われいない家などでは埋まっていてわからない場合があります。その他にも事前に分からない物で多いのが二次基礎です。以前に使われていた基礎の上にもう一度家を建てた場合などにあります。二次基礎については壊してみるまでわかりません。重機が入れる現場でしたらそれほど費用はかかりませんが、手壊しの現場ですと費用はそれなりにかかります。
故意でない厄介な物
誰かが埋めたわけではありませんが、大きな石が埋まっている場合もあります。石の場合には家を売らないようでしたらそのまま埋めといて構わないという方も多くいらっしゃいますが、家の売買の際には取り除くのが一般的です。
一番厄介な物とは?
一番厄介な物が以前に解体した悪徳業者が埋めていったゴミです。コンクリートのガラや瓦など様々ですが、一番厄介なのは石膏ボードなどが含まれた混載のゴミです。埋まっている量も様々ですが、大量に埋まっている場合には高額な費用がかかります。またゴミを撤去した後に埋め戻す費用もかかります。このような業者は現在少なくなっていますが、あまりにも安い業者はこのようなことをやっている場合がありますのでご注意ください。
・浄化槽
・二次基礎
・杭
・大きな岩
・井戸
・コンクリートガラ・瓦
・建設廃材
・生活品などのゴミ
・その他
出てきてしまったら!?
出てきたてしまった場合にはお客様にすぐにご報告いたします。悪徳業者の場合には勝手に作業を行い高額請求をしてきますが、当社ではお客様とご相談させていただき適正価格でやらせていただきます。
本来これらは不法投棄なので元の業者や土地の所有者が責任を取るのが当然ですが、請求できるのは過去10年までと定められています。ほとんどの場合が10年以上経過している為、現在の所有者の方の実費負担になってしまいます。
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